予防歯科・小児歯科

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予防は歯を失わないための最善の方法です
~予防歯科について~

虫歯の治療をした歯は、普通の歯に比べて再び虫歯や歯周病になる可能性が高くなっています。再発を防ぐためには、しっかりとした予防が重要です。
北区赤羽の歯医者「あきやまデンタルクリニック」では、患者様の大切な歯を10年、20年と長く守っていくために、「予防歯科」に力を入れています。虫歯・歯周病が再発しないように、ぜひ当院で一緒に予防に取り組みましょう。こちらでは当院の予防歯科を詳しくご紹介します。

ご存知ですか? 虫歯や歯周病は予防できる病気

虫歯や歯周病は予防できる病気

虫歯や歯周病は、日頃から口腔ケアを心がけることによって防げる病気です。万が一なってしまった場合も、定期検診に通っていることで、症状が軽いうちに早期発見、早期治療につなげることができます。虫歯になってからではなく、ならないためのアクションを。これが予防歯科です。

予防には定期検診が必要?

虫歯の治療が終わったら、「もうこれで虫歯にならないから安心」と思われるかもしれません。しかし、実はこれはまったくの逆で、虫歯治療後の歯は、健康な歯よりも虫歯になりやすくなっているのです。

つめ物やかぶせ物は人工物なので、虫歯になることはありません。ただ、どれだけ丁寧に治療をしても、どうしても人工物と歯の間には隙間ができてしまいます。この隙間は数十分の1mm程度と非常に小さいですが、細菌もほぼ同じくらいの大きさ。この隙間に細菌が付着して、虫歯や歯周病が再発します。

そのため、虫歯や歯周病の治療後は、より丁寧なお手入れが必要に。そこで予防歯科によるプロケアが重要になってきます。歯のつけ根、歯と歯の間には、患者様ご自身では磨きにくい部分があるため、そこに食べカスなどの磨き残し、歯垢(プラーク)が溜まってしまいます。そして、歯垢は唾液の中の石灰成分とくっついて、3ヶ月から半年ほどで石のような状態(歯石)になって歯に固着します。こうなると、歯ブラシでは取ることができません。

定期検診を受けていない場合、受けている人と比べて、70歳以上で平均して8本以上多くの歯が抜けているというデータがあります。また残っている歯が少ないと、歳をとってから食べられるものも少なくなってしまい、健康が損なわれ、歯が残っている人よりも、将来的な医療費が50%以上高額になるというデータもあります。

虫歯や歯周病は再発しやすい病気なので、歯科医院で定期的にチェックし、早期発見、早期治療が大切。
歯を長持ちさせるためには、年に2~3回(4~6ヶ月に1回)は、歯科医院で、プロの衛生士による歯垢のチェックや歯石除去を受けることをおすすめします。

当院の予防プログラム

ブラッシング指導

当院の予防プログラム
どんなに時間をかけて磨いても、自己流のブラッシングでは、歯のつけ根や、かぶせ物の下の細かな隙間などに、磨いても簡単にとれない古い歯垢や、細菌の塊のバイオフィルムが残っています。また、歯と歯の間は、歯間ブラシやデンタルフロスなどの専用器具を正しく使わないと、確実に汚れをとることができません。実際、歯ブラシで磨けるのは、歯の表面の半分程度なのです。

当院のブラッシング指導では、残っている歯垢に色をつけて、磨き残しの部分を実際にご確認いただき、患者様のお口の状態やスキルに合った、効果的なブラッシング方法をアドバイスいたします。

フッ素塗布

フッ素塗布
歯質を強化する働きがあるフッ素を、歯の表面に塗布します。これによって歯の再石灰化が促され、虫歯になりにくい歯質を作ることができます。またごく初期の虫歯であれば、フッ素塗布によって治癒することもあります。

当院では市販のブラッシング剤に含まれるフッ素よりも濃度が高いものを使用し、プロの手で効果的に塗布していきます。フッ素塗布はお子様の虫歯の予防法としてよく知られていますが、大人の方の虫歯予防にも効果が期待できます。

※保険適用

PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)

PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)
歯科医師や衛生士が専門器具を使用して行う、歯のクリーニングです。普段のブラッシングでは落とし切れない歯垢やバイオフィルムまで徹底的に除去。軽度の着色も落とせるため、見た目もきれいになります。

処置後はお口の細菌が減ってさっぱりし、気持ちもリフレッシュしていただけます。

※保険適用外治療になります ¥10,000~

着色除去

歯の着色が多い場合、「プロフィーメイト」という装置で歯に微粒子をふきつけ、隅々まで着色をとっていきます。

※保険適用外治療になります ¥3,000~

歯石除去

歯石除去

歯の付け根には、健康な状態でも深さ1~2mmくらいの溝があります。ここに食べカスなどのプラークが溜まると、唾液の中の石灰成分とくっついて「歯石」とよばれる石のような状態になって、歯に固くこびりつきます。歯石は歯磨きではとれず、内部に細菌が住みやすい環境のため、歯周病の原因になります。
そのため、国家資格を持った歯科衛生士が、超音波スケーラーなどの器具で、歯をきれいにしていきます。また、歯石をとったあとや、長期間メインテナンスをしていない場合は、歯面がザラザラしているので、これをきれいに磨きあげて、歯石やプラークを再付着しにくくします。

当院の主任歯科衛生士のご紹介

担当クリーニングを中心とした衛生士業務
予防/カウンセリング歴15年
資格第二種滅菌技士、トリートメントコーディネーター
所属団体日本医療機器学会、日本歯科TC協会
得意分野患者様の口腔内に合わせたバランス選び、予防グッズの処方
心がけていること患者様の興味や意識に合わせ、「一緒に予防をスタートする気持ち」を大切にする心を培っていけたらと思います。
趣味オーラルケアグッズ収集
患者様へのメッセージ歯は「一生涯使えるもの」です。正しいケアやメインテナンスで、長期的に健康な歯を一緒に目指しましょう。

予防の手順

STEP01

エントリー

当院は患者様との会話をとても重視しています。患者様はどのような点が気になっているのか、ご本人の口腔内にどのくらい興味をお持ちなのかを、会話によって察知。また、声のトーンや表情などから、お疲れの様子はないかについても観察いたします。

STEP02

口腔内診査

患者様の口腔内を診察し、歯周ポケットの有無・粘膜や舌の状態・虫歯治療をした部分の状態についてチェックしていきます。

STEP03

ブラッシング指導

どんなにきれいに歯を磨けているようでも、実際には古い歯垢があったりバイオフィルムができていたりすることがあります。磨き残しを染色液で染め出すことによって、歯の状態を患者様にご確認いただきつつ、ブラッシング指導も行っていきます。

STEP04

クリーニング

超音波スケーラー・ハンドスケーラー・フロス・歯間ブラシなどを使用して、歯をきれいにしていきます。

STEP05

その他の対処

患者様のお口の状態に応じて、フッ素塗布・洗口液・キシリトールガムなどをおすすめします。当院はお帰りの際に、「また来たい」「予防したい」と考えていただけるよう、やさしく明るく丁寧な対応を心がけております。
健康的な口腔内を維持していくためには、セルフケアだけでは不十分です。歯科医院でのメインテナンスとセルフケア両方を継続的に行ってこそ、良好な口腔内の状態を保ち続けられるため、長いお付き合いができるよう心がけています。

小児歯科

お子様の歯を一緒に守りましょう~小児歯科について~

乳歯や、生えたばかりの永久歯は大人の歯よりも歯質が柔らかいため、虫歯になりやすく、また虫歯が進行しやすいというリスクを抱えています。お子様がずっと自分の歯を使い続けられるよう、歯の健康を守っていってほしい……そのためにも、小さなうちから歯医者に親しみ、予防の習慣を身につけることがとても大切です。

お子様自身がお口のケアに取り組めるようになるまでは、保護者の方によるケアが欠かせません。あきやまデンタルクリニックの小児歯科では、お子様の歯の見守りからブラッシング指導、また保護者の方へのケアのアドバイスまた、将来歯ならびが悪くなりそうな習慣などのチェックも行っています。ぜひお子様と一緒にご来院ください。

小児歯科メニュー

ブラッシング指導
ブラッシング指導
お口の状態や歯の生え方は、お子様によって様々です。お口に合ったブラッシング法やフロスを、歯科衛生士が指導します。また保護者の方へは仕上げ磨きのアドバイスもさせていただきます。
シーラント
シーラント
奥歯上面の溝は汚れが溜まりやすく、虫歯リスクが高い箇所です。そのため、その溝をレジンで埋めて、虫歯予防につなげます。
フッ素塗布
フッ素塗布
歯質を強化する働きを持つフッ素を歯の表面に塗布します。乳歯だけではなく永久歯でも効果が期待でき、また定期的な塗布により高い予防効果が期待できます。
※保険適用